映画「ザ・フォーリナー/復讐者」の個人的な感想。
こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。
アクション・サスペンス・人間ドラマと全てがしっかりした作品です。
ザ・フォーリナー/復讐者のあらすじ
- クァン・ノク・ミンは、特殊部隊に所属していた過去を封印し、ロンドンでレストランを経営していた。高校生になる娘の成長を見守っていたが、彼女は無差別テロによって命を落としてしまう。憤怒に駆られた彼は、特殊部隊時代に培ったスキルを駆使して犯人を捜し出し、リベンジしようと決意する。調査を進めていくと、北アイルランドの副首相リーアム・ヘネシーの存在が浮かび上がる。
ザ・フォーリナー/復讐者の感想
リベンジストーリーは、香港アクションじゃよくあるパターンで、ジャッキーも昔はカンフーの修行をして復讐を叶えてきたわけですが過去の作品と一線を画す重厚な物語でした。
ジャッキーの映画は、どうしても彼のキャラ推しになりがちで、アクションは良いけどストーリーはイマイチってパターンに陥りがちですが、この作品は実に練られている。
爆弾闘争時代の名残りを残す北アイルランドの組織がロンドンでテロを実行。このテロ自体に組織内の分断や一部の組員の暴走といった闇があり。
移民のジャッキーはテロに家族が巻き込まれ、実行犯を探索して復讐していく…。
って、コレがジャッキー主演作品か。と思いました。
ハリウッドあたりじゃこんなストーリーはアリそうですが、ところが今回はジャッキーです。
あっさりアジトを見つけて、悪者をやっつけるのがジャッキーでしょう。
敵も、悪いは悪いが…、いつものジャッキーが闘うような敵じゃないです。
しかもジャッキーが、シリアス全開で、哀愁を漂わせる孤独な元特殊部隊兵士。
素晴らしいストーリーに、ジャッキー節のアクションアイディアが盛り込まれているのも魅力的です。
パルクールのアイディア、ワイヤーアクションの使い方、得物を使った格闘シーンも実にジャッキーらしいく無いのはコミカルだけ。
男ジャッキーの闘いに熱くなる良作です。
お時間のある方は是非見てみてください。
以上、今日もお読みいただきありがとうございました!