映画「譲られなかった者たちへ」の個人的な感想。
こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。
譲られなかった者たちへのあらすじ
- 東日本大震災から9年後の仙台で、被害者が全身を縛られた状態で放置されて餓死するという連続殺人事件が起きる。捜査の中で、被害者が同じ福祉保険事務所に勤務していたことを突き止めた宮城県警の刑事・笘篠は、このことを手がかりに犯人を追い詰めていく
譲られなかった者たちへの感想
実際にあったストーリーなのかと思ったのですが、リアルを追求した小説が原作です。
殺された人たちも悪意があったのかと言われると、決してそうではなかったと思います。
映画の中で出てくる言葉「震災でみんなおかしくなっていた」という言葉がこの映画に出てくる人全員に言えることだと思います。
佐藤健は無口でほとんど話しませんが、顔の演技がすごいです。複雑な家庭環境を背景に持つ人物像をすごくうまく顔の表情で描かれていました。
殺人事件を捜査する刑事の笘篠役を演じる阿部寛は言わずもがなの演技です。熱い心を内に秘め、ぶっきらぼうで自分を貫く刑事役も適役です。
個人的には林遣都演じる蓮田が笘篠の足りない部分を批判しながらも補完しているようで、蓮田自体もやさぐれているものの正義感も持っているところがとてもよかったです。
お時間のある方は是非見てみてください。
以上、今日もお読みいただきありがとうございました!