映画「マレフィセント」の個人的な感想。
こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。
短い時間の中、心が移り変わっていく様もちゃんと感情移入できました。
マレフィセントのあらすじ
- とある王国で待望の姫が誕生した。盛大なお祝いのパーティが催され、招待客が見守る中、3人の妖精たちが姫に幸運の魔法をかけていく。だがその最中に魔女と恐れられる邪悪な妖精マレフィセントが現れ、姫に呪いをかけてしまう。
マレフィセントの感想
屈託ない少女が、男にだまされ、一番大切なものを根底から失い、身も心も傷つき、愛に絶望し、その淵で怒りに狂い全身全霊で呪う。これがまた自身を更なる苦悩に突き落とす。
そして最後には愛と許しと平和という幸せが待っているハッピーエンドは、ディズニーのお約束です。
人間界でも充分リアルな女性の生涯の話で子供向けのおとぎ話と見ていたら、つまんない、華の無い話でしょう。
作品としてはすごくいい感じでまとまっている作品だと思います。
マレフィセントは言葉こそ少ないのですが、その時その時の行動、表情などで感情が伝わって来るので逆に感情移入しやすいです。
この作品からは完全なる悪は存在しない、妖精とはいえ人間と同様、心をもった生き物だ。というのが伝わってきます。
変に話が入り乱れている作品より、とても素直に伝わって来るものが多く考えさせられることが多い作品だと思います。
そういった表現を支える描写、CG、演技、どれも言いようがありません。
一人の女の目線で見ると、アンジーの表現が素晴らしいものに思えます。
アンジーの演技を堪能しました。
表情やアクションに近い動き。人間以外の、しかも架空の生き物の妖精を演じるなんて、さすがだな~、と思いました。
一度心が曇ってしまうと見えていたものが見えなくなったりするものですよね・・。
一つの悲しみから何年も引きずってしまう。そうして紡いだお互いの時間から不幸を招くこともある。いつどのように好転するのかわからないものですね。
アンジーの代表作になるんじゃないか?というくらいハマっていまう作品です。
お時間のある方は是非見てみてください。
以上、今日もお読みいただきありがとうございました。