映画「劇場版ポケットモンスター ココ」の個人的な感想。
こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。
もう、涙をこらえるのに必死になる作品でした。
劇場版ポケットモンスター ココのあらすじ
- 人里離れたジャングルの奥にあるポケモンたちだけの楽園・オコヤの森。厳しい掟で守られたその森に暮らす幻のポケモン・ザルードは、偶然人間の赤ん坊を見つける。赤ん坊を見捨てられなかったザルードは、その子をココと名付け、森の掟を破ってココを育てることを決意。それから10年、すくすくと成長したココは自分がポケモンだとすっかり信じていたが、ある日、森にやってきたサトシとピカチュウに出会い、自分が何者なのか疑問を抱き始める。そんな中、オコヤの森の平穏は、身勝手な人間によって脅かされようとしていた。
劇場版ポケットモンスター ココの感想
テーマは、文化や考えの違う者と分かり合う必要と、親子愛。
ですがそれらを言葉の上だけではなく、キャラクターの行動や物語を通して伝えてきます。そして全くくどくないです。
森の食糧を独占するザルード達と自分の利益のために他社を排除する人間の構図がぴったりあてはまっており、それぞれが考え方を改める(人間の方は首謀者の排除でしたが)、共生ということが子供にも分かりやすく伝わったと思います。
父ザルードとココの絆が素晴らしかったですしアニメーションも素晴らしかったです。
「ココが息子でよかった」は来ると分かっていて避けられない、涙腺というダムの堤防を破壊する最強兵器です。一人で見てたら涙どばーです。
この映画は、子ども向けアニメにありがちな、主語を必要以上に大きくすることがないんですよね。
「父は皆偉大」「生き物は皆分かり合える」とは言っていないです。
あくまで、ザルードはココにとって良き父であろうとしたし、キャラクターたちは劇中で分かり合えたかもしれない。でもそれだけです。
少しも押し付けがましくありません。
だからこそ響いたし、感動し、泣きました。
また、少年と異種族である育ての親との絆を描いた話、と聞いてポケモンである必要が無さそうに感じていたのですが、サトシやロケット団の良さが如実に表れていて、完全に杞憂でした。
子どもも大人も楽しめる映画だと思います。お時間のある方は是非見てみてください。
以上、今日もお読みいただきありがとうございました!