AliceNetwork

ご覧いただいております皆様、多数のブログがある中、当ブログの「Alice Network」をお読みいただき、誠にありがとうございます。 映画の紹介、映画の感想評価をしたりできたらよろしいかと考えております。 合間に化粧品、メイク、美容、恋愛心理についてのお話を挟んでいこうと思います。

映画「トランセンデンス」の個人的な感想。

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こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。

AIというところに興味を持ち観てみましたが、とても考えさせられて面白かったです

 

トランセンデンスのあらすじ

  • 人工知能PINNの開発研究に没頭するも、反テクノロジーを叫ぶ過激派グループRIFTに銃撃されて命を落としてしまった科学者ウィル。だが、妻エヴリンの手によって彼の頭脳と意識は、死の間際にPINNへとアップロードされていた。ウィルと融合したPINNは超高速の処理能力を見せ始め、軍事機密、金融、政治、個人情報など、ありとあらゆるデータを手に入れていくようになる。やがて、その進化は人類の想像を超えるレベルにまで達してしまう。

 

トランセンデンスの感想

現代や未来のテクノロジーをモチーフにしつつ、普遍的なテーマである愛を描かれていて良かったです。

この作品は映画を通してあるメッセージを伝えようとしていると思います。
人間を超越した技術を人工知能が生み出す。そしてそれを人間は恐れて攻撃をする。それが人間の愚かな行動であることを伝えています。

また現実に人工知能が超越した時に人間はどんな対応をするべきなのかを問いかけていると考えました。

作者は、この作品で人工知能に対して人間が行うべき対応について共有することを目的としているのだと思います。

間違いなく人工知能は人間の計算領域の遥か上を行くので人間は対処できないでしょう。

機械ばかりに頼りすぎてしまう世界もどうなのかと思いますし非現実的ではありますが、現実的未来でもあるかもしれないです。

自我を持つ機械のお話は数多くありますが、人間との対比として大抵は愛がからんできます。この話も例外じゃないと思います。

個人的に機械が愛情をもつことは十分可能だけど、問題はその愛情を受ける人間側にあると思っています。人間は自分が理解できない事柄を拒みます。

親の心子知らずというか、この映画では、妻や人類のことを考えてウィルが行ったことを肝心の妻や人類が理解しようとしなかった。それがこの映画の結末につながっていたと思います。

この映画を見て、人類のために世界を良いものに変えようとしたウィルが正しく、それを防いだ人類がおろか者だと感じた人が多いかと思います。

でも、独善的に世界を変えたウィルが悪で、それを防いだ人類は正しかったと見ることもできます。圧倒的な技術力に人のエゴが搭載されたのがウィルだから。

2045年問題と呼ばれる、人工知能が人間を「超越」する瞬間の前に、この映画の結末がグッドエンドかバッドエンドかを、個人個人で考えてみるのも面白いかもしれません。

非常に考えさせられる興味深い映画ですので気になった方は是非観てみてください。

以上、今日もお読みいただきありがとうございました!

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