映画「アルプススタンドのはしの方」の個人的な感想。
こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。
アルプススタンドのはしの方のあらすじ
- 高校野球・夏の甲子園1回戦。周囲の熱狂をよそに、観客席のはしのほうでトンチンカンな会話をしている演劇部の女子生徒2人は、野球に全く興味がない。そこにやって来たのは元野球部の男子生徒。少し離れたところには成績優秀ながら友達がいない女子生徒の姿も。それぞれに諦めや鬱屈した気持ちを抱え、応援にもまるで身が入らない4人だった。
アルプススタンドのはしの方の感想
4人の高校生が高校野球の応援スタンドでする会話映画が始まり、終わる映画です。時間も約80分の普通の映画より短いです。
高校生の友情、恋愛の話が会話だけで行われます。
部活や勉強をがんばってる同級生に対して妬みのような感情を最初はお互いに共有する4人ですが、試合が進むにつれ、応援するように言う先生や、試合に出ている同級生の姿を見て、その憂鬱な気持ちが変わっていきます。
最後の5分は理想の姿で、このエンディングでよかったなと思いました。よく映画で出ているような俳優陣が出ていないのも、一人の生徒に目がいきすぎない点でよかったと思います。
一つの小さな出来事がきっかけで考え方が変わり、その後の人生が大きく変わったということはなかなか実際にはないのかもしれません。
ただ考え方次第で人生が大きく変わっていく可能性がある、ということを感じられる前向きになる映画だと思います。
お時間のある方は是非見てみてください。
以上、今日もお読みいただきありがとうございました!