映画「ラ・ラ・ラン」の個人的な感想。
こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。
満足感は確実に残る作品だと思います。
ラ・ラ・ランドのあらすじ
- 「セッション」で一躍注目を集めたデイミアン・チャゼル監督が、ライアン・ゴズリング&エマ・ストーン主演で描いたミュージカル映画。売れない女優とジャズピアニストの恋を、往年の名作ミュージカル映画を彷彿させるゴージャスでロマンチックな歌とダンスで描く。オーディションに落ちて意気消沈していた女優志望のミアは、ピアノの音色に誘われて入ったジャズバーで、ピアニストのセバスチャンと最悪な出会いをする。そして後日、ミアは、あるパーティ会場のプールサイドで不機嫌そうに80年代ポップスを演奏するセバスチャンと再会。初めての会話でぶつかりあう2人だったが、互いの才能と夢に惹かれ合ううちに恋に落ちていく。
ラ・ラ・ランドの感想。
ミュージカル映画として2016年に大ヒットしましたね~
ミュージカルといえば朗々と歌い上げる歌唱法の印象ですが、主役の2人はあまり声を張らずに、ミュージカル場面以外の台詞とほぼ変わらないボイスで歌うシーンが多いです。ですがそれがいい。甘さや幸福感だけでなく、切なさや悲しさも多分に含むテーマによく合います。
冒頭から圧巻しました。渋滞した高速道路の車のボンネットや屋根も活用する群舞も躍動感いっぱいですが、それを長回しで撮るカメラがよく動きます。歌とダンスとシューティングの見事なコラボでした。
ゴズリングがジャズピアニストの設定で、当然ソロやバンドの演奏シーンも豊富です。
サウンドワークで面白いのは、楽器の音はおおむねハイファイ指向なのに対し、ボーカル録音には少々奥にこもったレトロ感のある処理がなされているところです。往年の名作ミュージカルへのオマージュは、物語のプロットやダンスシーンに数多く盛り込まれていますが、そうした細やかな音作りにも新しさと懐かしさを感じさせる工夫が凝らされていました。
ミュージカル映画に興味がある人にはぜひ見てほしい作品でした!
以上、今日もお読みいただきありがとうございました!