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ご覧いただいております皆様、多数のブログがある中、当ブログの「Alice Network」をお読みいただき、誠にありがとうございます。 映画の紹介、映画の感想評価をしたりできたらよろしいかと考えております。 合間に化粧品、メイク、美容、恋愛心理についてのお話を挟んでいこうと思います。

映画「鬼滅の刃」無限列車編 の個人的な感想。

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こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です

久しぶりのブログにふさわしい一本だと思いましたのでレビューさせていただきます。

 

鬼滅の刃」無限列車編 のあらすじ

  • 蝶屋敷での修行を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地「無限列車」に到着する。そこでは短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。禰豆子を連れた炭治郎と善逸、伊之助の一行は、鬼滅隊最強の剣士である「柱」のひとり、煉獄杏寿郎と合流し、闇を往く「無限列車」の中で、鬼と立ち向かうのだった。

 

鬼滅の刃」無限列車編 の感想。

今作は炭治郎が冨岡義勇と並ぶくらいに影響を受けたであろう柱の1人の生き様を描いた作品です。

愛、母父性、兄弟愛、喪失感、無力感、責任感、生きる意味、協力、弛まぬ努力、計算と打算、人が人として生きていく上で必要な要素が目一杯に詰め込まれていながら圧迫感のない素晴らしい映画でした。

初めから最後まで息つく暇もないほどの戦闘シーンに加え鬼滅特有の個々のキャラクターの回想もふんだんに描写されさらに心を打つ言葉の数々が涙を誘う内容に仕上がっています。

他の作品とは比べ物にならない程の上映回数と観客数で社会現象になる理由がわかる気がします。 鬼舞辻無惨編はどれほどの仕上がりになるのか想像がつきません。

闘いは映画館での迫力と見応え充分の映像で手に汗握り見守りました! 煉獄さんがどうなるのか知らずに観てたので、最後はアベンジャーズエンドゲームを観たみたいな脱力感と放心状態になり終わってから席から動けなかったです。余韻に浸りました!

ちなみに、私は漫画もアニメも映画を見終わってから見るという形でしたが、この映画のみでも観て違和感がありませんでした。 ずっと泣いてた、いや、震えていました。映画まで我慢して原作を知らずに映像で観れて最高でした。

ネタバレはなしです。とにかく劇場で皆さんにも見てほしいです!

 

以上!久しぶりにお読みいただきありがとうございました!

映画「ラッシュ/プライドと友情」の個人的な感想。

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お久しぶりです。アリス(@AliceNetwork000)です

仕事が忙しく長く投稿できてませんでしたがゴールデンウィーク中に観た一本で印象に残ったこちらをレビューしたいと思います。

 

ラッシュ/プライドと友情のあらすじ

  • 性格もレーススタイルも相反するF1レーサー、ニキ・ラウダジェームス・ハントが激しい首位争いを繰り広げていた1976年。ランキング1位だったラウダはドイツ大会で大事故に遭遇し、深いけがを負う。復活は無理だと思われたがわずか6週間でレースに復帰し、日本の富士スピードウェイでのシリーズ最後のレースに臨む。

 

ラッシュ/プライドと友情の感想

F1は全く詳しくはないが、この二人のことはモーター界の1番と1番のライバル関係、対決として印象に残っていて、なんとなく知っていました。

そのレーサー2人の「性格」「物語」「対立」「友情」「生い立ち」「恋愛結婚」などの人物描写をしてレースを絡めるから面白い延々と走らせてその駆引き、確実にF1を知らなくても楽しめる人間ドラマとして秀逸でした。

性格が対象的なのもドラマ向きだと思いました。

ドラマは手堅く、レースシーンはひたすらかっこよく描かれているのも良かった。決して男性だけが楽しむ作品ではないと思いました。

運転テクニックを見せ付けるのは例えば「ワイルドスピード」の方が遥かに割合が多いと思えるくらいでレース展開に関しては意外と描写は少ないだからこそあまり車に興味がない私でも楽しめました。

実際とは異なる事もけっこうてんこ盛りらしいです。

勝った負けただけでなく、資金問題やシート確保の問題までも描くのが好感持てます。

ラウダもハントも、私が子供時代の人なので、色々語る言葉はないです。

ですがレースへの情熱と、ライバルでありながら才能を認め合う関係を描く物語は、とっても魅力的な映画でした。

面白く、迫力ある演出を交えながらも、しっかりとリアルなF1を描いた、近代モータースポーツ映画の最高傑作なのは間違いないと思いますので気になった方は是非一度観てみてはいかがでしょうか?

以上、今日もお読みいただきありがとうございました!

映画「Mr.& Mrs.スミス」の個人的な感想。

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こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です

 最後はスカッと明るい気分で見終われる、何度も見たい映画です!

Mr.& Mrs.スミス のあらすじ

  • 運命的な出逢いののち、電撃結婚をして“Mr. & Mrs. スミス”となったジョンとジェーン。しかし、お互いに重大な秘密を明かしていなかった。2人の正体は、別々の組織に所属する凄腕の暗殺者。お互い相手に正体を知られないように結婚生活を送っていたが、ある日ミッション先でバッタリでくわしてしまう。正体がバレたら、愛する相手でも48時間以内に始末しなければならないのが、この世界のルール。2人は一瞬にして暗殺者モードに突入し、巨大組織を巻き込んだ想像を絶する戦闘へとエスカレート!

 

Mr.& Mrs.スミス の感想

とにかくおもしろかったです。

「こういう材料をこの二人の主演俳優に与えたら、とっても味が出まくりました!」って感じですね。

二人の関係性がとにかく楽しいです。

互いが互いをより魅力的に見せていて魅力っていうか互いの愛らしさを引き出してるっていう感じです。

特に、鉄の女っぽいジェーンの表情が崩れるところは快感!ジョンが、ジェーンに張り合おうとして悔しい結果に終わるのパターンも楽しいです!

この二人にこの役柄はとても合ってたんじゃないかと思います。

他のどの作品(すべてを見てないが)よりも、この二人はこの映画でとても愛らしい魅力を出してたと思います。

殺し屋としての腕がいい二人がそれぞれの任務を果たすところはもちろんのこと、争うところ、協力するところとアクションの見所も満載!それでいて所々に散りばめられた笑いの部分も非常に楽しませてもらいました。

あと、この映画のカーアクションなら楽しめました。

いつもカーアクションってゆらゆら揺れて何が何だかついていけないと思ってしまってたんですが。この映画のは分かりやすくて、しかも楽しいし、かっこよかったです!

アクションシーンやオペレーションシーンでは、本格的な軍事兵器から、想像物まであって十分に楽しめました。構成においてもセラピーを入れる遊び心もあって、娯楽性満点です。

緊張感があるはずの自宅での殺し合いのシーンは、ポップな曲のおかげで楽しく仕上がっていましたね。

終盤の息の合った戦闘シーンも爽快でしたのでアクション好きの方にはたまらないでしょう。

話のテンポのよさ、華のあるキャスト、勢いのあるアクション、とても好みでした。気になった方は是非観てみてはいかがでしょうか?

以上、今日もお読みいただきありがとうございました!

映画「地球が静止する日」の個人的な感想。

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こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。

映画を通して伝わってくるものが多くありとても深い映画でした。

 

地球が静止する日のあらすじ

  • ある日、宇宙から地球に謎の球体が飛来、中から出て来た男は地球を救いに来たと言う。その意味がわかる時、男と共に出て来たロボットが行動を起こす。宇宙から圧倒的な科学力が地球を守る為に文明を滅ぼしていく。人類はこの未曾有の危機に変化せず滅んでしまうのか?

 

地球が静止する日の感想

ここまで、評価が低く、ボロクソに、けなされている映画も珍しいですが実際に、観れば正直その理由が解からなくもないです。

ストーリーを追って見れば、拍子抜けする結末で、クラトゥは、一体、何者?とか、
何故、クラトゥらの宇宙人は、地球を救う為に、人類を滅亡させようとするのか?そういう、明確な理由が語られていないとか?

その他、ツッコミ部分が沢山あり、ストーリーとして、深さが足りないのは確かかと思います。

それに、宣伝もSF映画の様な宣伝をしていたで、実際に観ると、今まで観てきたSFのイメージと、微妙なズレを感じ、戸惑うこともあったことでしょう。

この映画は、確固たるたテーマを持っています。

それは、『地球と人類の共存』であり、『地球上に君臨する人類の驕りに対する警告』でしょう。

それを感じるか、感じないかで、この映画の印象が大きく変わる。テーマをしっかり理解しないと、この映画の意図は伝わりませんし、この映画の意図も理解できないでしょう。

この2つのテーマを如何にして伝えるかと言えば、客観的視点で、地球に君臨する人類を描くということです。

クラトゥの目線で、地球を破壊する力を持った人類の驕りを見せること。そして、環境破壊であり、他の侵入者を拒絶して破壊するという野蛮性。地球という惑星があってこその人間であること。

投影と言えば、ストーリーの後半で、クラトゥと一緒に地球にやってきた、ロボットゴートが、人類破壊の目的の為、虫の大群へと変化し、地上のあらゆるものを、無にしようとするシーンがあります。

この虫の大群は、まるで、蝗(イナゴ)にも見え、それは今まで地球上のあらゆるモノを破壊し搾取した人類と重なると思うのは私だけでしょうか?

この映画は今の映画らしく、最新のSFX技術で、映像をリアルに表現しています。

ロボットゴードが、蝗へと姿を変え、地球上のあらゆるものを、無にしようとする怖さが一例です。
そして、今作では、地球外生命体が、突然やってきた時の人類、社会の出来事のリアクション、パニックの様相を、リアルに描いています。

そういう野蛮な性質で驕ってきた人類の意識を変え、地球を救うことができるのか?
人類という生物は、善の心を持っているのか?そして、地球と人類は共存できるのか?
驕りを改め、人は変わることができるのか?

映画では、これらのテーマも伝えています。

クラトゥと、先に地球に来ていた中国人の姿をした仲間との会話。
『人類は破壊的な連中だ』と言ったと思えば、『人間として生きられて幸せだった』と、2つの矛盾した言葉の意味。

クラトゥと、ノーベル学者バーンハート教授が黒板上で、無言で議論を交わすシーン。
バッハの曲の美しさを感じるクラトゥ。亡き夫の墓の前での、ヘレンと亡き夫の連れ子であるジェイコブとの和解と、親子愛。

これらを通じ、人間の善の心と温かさと、美しさを持っているのだと。それが、地球と人類を救うヒントになっているのだと。クラトゥは、そう感じたのかもしれないです。

だから、自己犠牲をしてまで、あの行動をして、最後に、世界中へ強烈なメッセージを残したのだと思います。

これは、SF映画の体裁をした、人類と世界を見つめた映画だと断言します。

時代が変化しても、人類は傲慢で、常に破壊と隣り合わせの世界に住んで、生きているのです。

驕りという慢心では、これらは自覚できません。客観視して見ることも大切であります。

それを知るか知らないかだけの小さな違いが、今後の未来を変えていくと思います。

ストーリーを追って見るという評価では、駄作に思えるでしょう。しかし、映画は、能天気に楽しむ娯楽性が、全てではないです。

映画という表現で、何を伝え、どう感じ、考えるきっかけも大切であると。洞察力と、感受性と、ほんの少し、人類の歴史と今の世界の状況を知れば、この映画は違う目線で見れて、面白いと感じるのですが・・・。

駄作と言われ様とも、テーマは知るべきです。

私はこの映画を高く評価したいと思います。

以上、今日もお読みいただきありがとうございました!

映画「シックス・センス」の個人的な感想。

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こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。

シックスセンス」という映画、映画好きなら必ず耳にする作品の1つですよね。

 

シックス・センスのあらすじ

  • 高名な精神科医のマルコムは、かつて担当していた患者の凶弾に倒れてしまう。リハビリを果たした彼は、複雑な症状を抱えた少年・コールの治療に取り掛かる事に。コールは常人には無い特殊な“第6感”――死者を見る事ができる能力――を持っていた。コールを治療しながら、彼によって自らの心も癒されていくマルコム。そして彼には予想もつかない真実が待ち受けていた……。

 

シックス・センスの感想

何度見てもいいです。自分の能力に怯える少年と、精神科医の話。
精神科医も半信半疑で手探りな状態。二人で語り合いながら、少しずつ解決に向かっていく様は見ていて気持ちが良いです。

何度も見ていく中で一番注目したのは、少年の母親。彼女が良いですね。

戸惑いながら必死に息子に寄り添おうとする。それがひしひしと伝わります。
ラストは泣けます。

車で話すあのシーンが、今では一番好きです。

自分の記憶とYou Tubeにある名場面集みたいのが少し違って確かめたくて観直したのですが自分の記憶があってました。

英語はそう言ってるけど字幕が微妙に違いました。『お墓の前で何か質問したでしょ?答えはこうだって“毎日だよ”なんて質問したの?“私を誇りに思ってた?”』

これが字幕だと“”の中が“もちろんだよ”と“私のこと愛していた?”になってました。

意味は通じますが、やっぱり全然違います…

英語が聞き取れたら、英語の映画やドラマのセリフの微妙なニュアンスがわかってもっと楽しめるんだろうな…と思いました。

ただ幽霊で脅かしてくるだけの映画じゃなくてドラマがあります。

これから幽霊を怖がらずに、幽霊を救う存在になっていくんだろうか?なにか解決してあげたら、急に幽霊が見えなくなるとかだといいとおもいました。

自分の死に気づかずに彷徨う者とこの世に未練を残し助けを求める者…コールが言ってきた言葉の真意が分かった時……ラストのどんでん返しに注目です!

以上、今日もお読みいただきありがとうございました!

映画「トレイン・ミッション」の個人的な感想。

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こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。

土曜プレミアムにて鑑賞しました。ちょうどいいアクション要素とちょうどいい謎解き要素で最後まで飽きずに見れました。

 

トレイン・ミッションのあらすじ

  • 10年間勤めてきた会社から突然、解雇を宣告された60歳の保険セールスマンのマイケルは、失意の中、いつもの電車で帰路につくが、車内で見知らぬ女性から話しかけられる。女性は、電車が終点に到着するまでの間に、100人の乗客から1人のある人物を見つけ出せば、マイケルに多額の報酬を払うという。妻が人質に取られていることが発覚し、女性からの依頼を受けざるを得なくなったマイケルは、絶体絶命の状況下で1人の人物を見つけ出そうとするが……。

 

トレイン・ミッションの感想

手堅い作り。リーアム・ニーソン×アクション で観る前に満腹感を覚えてしまいましたが実際に見るとめっちゃ面白かったです。さすがだと思いました。

考えて作り込まれた脚本で思いがけない掘り出し物に出会ってしまいました。

通勤列車内と言う閉鎖空間での上質の謎解きサスペンスでハラハラ・ドキドキ感が半端なく、引き込まれてしまいしたねー。

生活にくたびれた感じとそこから飛び出す意外なマッチョぶり、という二面性が、うまく出せるのがこのリーアム・ニーソンのよさですね。

今回は保険会社の営業をクビになったばかりの元警官、といううまい設定でそれが発揮されました。

毎日の通勤電車で、ほとんどが半ば顔見知りの中で、その中の仲間外れを探せ。バッグの中身を探れ、という謎の指令が出て、やがてその指令を実行しないと妻と息子にも危害が及ぶ、とわかる。手付けの金を取ってしまったところから、後戻りのできないミッションが続いていく、という運びです。

前半から後半にかけて謎が解けていく過程はスリルがあって面白かったです。

電車が横転してそれで物語は終わりかと思っていましたが、友人と思っていた警官が主人公を罠にかけていたと分かり、一番怪しくない人が犯人だったんだと思いました。

電車の中の格闘シーンも、これだけやられたらもう気絶だろうとか、死ぬだろう、と思うレベルを超えて戦いつづける、マシーンのような男ですね。保険屋をやってる場合ではないと思いますが←

ラストで、残った乗客みんなが助け合って「自分がプリンだ」と名乗り出るところはちょっと胸熱ででした。

悪党が美女というのも騙されるんだなと思いました。甘い話には注意した方がいいですね。なにより主人公が無事家族と対面できて良かったです。

以上、今日もお読みいただきありがとうございました!

映画「ミスト」の」の個人的な感想。

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こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。

現実とはこういうこと、生きるとはこういうこと、だと思いました。

 

ミストのあらすじ

  • ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド。軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。設備点検のために外に出た店員のジムが不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。

 

ミストの感想

終始胸糞悪いの連続で人間の汚いところを総取りで見せられた感があります。見終わったあとはこうしてどこかに自分の思いをぶつけたい気分になりました。

でも、よくあるハッピーエンド作品より素晴らしい映画だと思いました。

途中人間の混乱シーンはカメラ演出なのか、ドキュメントみたいなピンぼけがチラッとはいったり、映像がその場にいるかのような演出でリアル感がありました。

ただ、虫のうじゃうじゃなシーンはその時代の技術もあって少々CG感が否めませんでした。

内容はちゃんと現実を比喩的ではあるけど描写されていて、今私たちがコロナウイルスという状況に直面しているからこそ考えなくてはいけない倫理的問題とか、なにが人道的であるのかとかが詰まった大作だと思います。

一つ注目していただきたいシーンがあります。

助かる宛がないため、主人公デヴィッド派が霧からの脱出を試みるも、狂信者であるカーモディ派がそれを食い止め、神に逆らってるからと言う理由でデヴィッド派を殺そうとします

窮地に陥ったと判断したデヴィッド派のオリーが、カーモディを銃殺し、デヴィッドがオリーに向けて「ありがとう オリー」と言っていたシーンです。

その前の、生贄として捧げられたウェイン捕食シーンでは、デヴィッド派は見るに堪えないような表情をしていましたが、カーモディ銃殺の時は違いました。

デヴィッド派の人達は戦慄した様子は見えず彼らにとっては正当防衛であり、カーモディが非人道的であったからだと思います。

そしてデヴィッドは「仕方がなかった」でなく、「ありがとうオリー」という言葉を発します。

窮地に陥った時でも、他人を助けようとする優しさがあったデヴィッドだが、意にそぐわない者(しかもウェイン殺した奴)が相手となると、自己犠牲的な優しさがあった彼も自己(息子含む)防衛モードに変わっていたのではないでしょうか。

そして外に出た後は、襲われている人々を身を呈して助ける描写は無く、終いには自分だけが助かってしまいます。結果論ではあるのですが、最悪な形で自己防衛を完遂してまっています。

ラストシーンで一気にぶわーっと胸糞悪さMAXになりますが、これが現実って感じがします。実際にこの世界は理不尽ばかりだし、正しい選択をした方が馬鹿を見る世の中。

そんな世の中に対する講義も受けて取れる映画でした。

もっと世の中にこの作品が知れ渡って欲しいし、そういう正しい人が損をする世の中が変わってほしいと強く思える映画です。

ぜひ見てほしい。いい意味で胸糞が悪く、心が洗われます。

以上、今日もお読みいただきありがとうございました!