映画「天使にラブソングを」の個人的な感想。
こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。
まとまりのあるシンプルなストーリーでさすがの人気作という感じです。
天使にラブソングをのあらすじ
- ウーピー・ゴールドバーグの人気を不動の物にしたミュージック・コメディ。とある殺人現場を目撃したために、組織に命を狙われるようになった売れないクラブ歌手が、裁判の日まで修道院でかくまわれるハメに。しかし、元々下町で下品に育った彼女がそんなに神聖にできるはずもなく、やがて、聖歌隊をゴスペル風に改造し……。
天使にラブソングをの感想
最初に見た時は、歌と小気味の良いコメディにノックダウンされました。
歌はもちろん、あの動き。圧巻はデロリスだけれど、老若皆全身から音楽が奏でられてくきて皆、楽しんで歌っています。
私はキリスト者ではないですが、人生への、命への賛歌ってこういうものなんだろうと思いました。
けれど最近見直してから、堅物院長。融通の利かない深窓のシスターかと思ったら、うっかりしていると聞き逃してしまうほどさらっと、すごいことを言うところがあります。
この甘いストーリーの中で、黒胡椒的スパイスかと思っていたらそれだけでなく、セスナ機長を口説き落とすシーン。いやはや、その手を使いますか。リノでの名指揮官ぶり。
「シスターの衣装は、もう私たちを守ってくれない」って過去に何があったんでしょうか。
生真面目で、でもしっとりとした情緒をにじませ、それなのに、なぜかくすくす笑っちゃう。
これだけの多面的な顔を見せつつも、感情のふり幅が大きいわけでもない。バレエを踊っている時のように、体は変幻自在に動きつつも、姿勢と頭の位置は同じ。なんというセンスの役者なんでしょう。
感服です。
以上、今日もお読みいただきありがとうございました!