映画「ワイルドスピード」の個人的な感想。
こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。
ワイルドスピードシリーズの記念すべき第一作です。
ワイルドスピードのあらすじ
- L.A.では深夜、若者たちが大金を賭けたストリート・カー・レースに熱狂していた。ドミニクは仲間たちから一目置かれる天才ドライバー。彼はレースを挑んでくる無謀な連中を相手に1度のレースで1万ドルを稼ぎ出す。そんなある夜、ブライアンという新顔がやって来る。彼もまたドミニクに負けない驚異のドライビングテクニックを披露、ギャラリーの注目を集める。しかし、誰も彼が警察官だとは想像もしなかった。ブライアンは実は、最近多発している高級品を積んだトラックがハイスピード状態のままジャックされるという事件を追って、潜入捜査を行っていたのだった。
ワイルドスピードの感想
非の打ちどころのない完璧な作品です。
プロット自体はありがちですが舞台としてスポットを当てた米国のスポコンムーブメントは車映画としては非常に新鮮でした。
ありがちなプロットの中の一つ一つのシーンに適度にリアリティさがあり脚本が難解でもなく陳腐でもなく、ちょうどいいです。
また非常にテンポがいいよくダルいシーンがないです。
普通テンポを重視しすぎると、ストーリーが薄っぺらになったり、または難解になるものですが、ひとつひとつのシーンが作りこんであるので、テンポのよさと、それらを両立させています。
主人公の心の移り様は言葉もシーンも少ないが不思議と伝わってくるものがありました。
ポールウォーカーがかっこよすぎました・・・。ミア役の子も美人過ぎでヴァンディーゼル超男らしいです。
ジャ・ルールもお茶目で良かったです。
漫画的な演出がかっこよく、また効果音がそれを助けている感じがします。
例えばドラッグレースのシーンでは、ゆがむ景色に、高速で移り変わるカメラ、唸るエンジン音に、シフトレバーの音、風を切る音、これらはすべて大袈裟だがスピード感と迫力が生々しく表現されていました。刺激的です。
BGMが使われているシーンは非常に多くシーンごとにスムーズにBGMを切り替えているが非常にシーンとマッチしていて良いです。
またアンダーグラウンドを題材にしていることもあり、ヒップポップを中心とした選曲となっておりセンスが良い。
実際サントラも売れていて私は映画館では見てないですが、ボトムを利かすヒップホップは映画館の音響に非常にマッチしていると思います。クラブのようにズンズン来るでしょう。
バランスが最高にいいと思いました。
リアルに徹しすぎて平坦になった映画や、気軽さを求めて薄っぺらになった映画はたくさんありますがアクションシーンもリアル過ぎず、マンガっぽすぎず、映像に入りこめます。
また、それらを超えてこの映画にはセンスがあるあり本当にかっこいい映画だとおもいました。
以上、今日もお読みいただきありがとうございました!