映画「ゴースト/ニューヨークの幻」の個人的な感想。
こんにちわ。アリス(@AliceNetwork000)です。
幽霊になっても愛する人を守る。感動の名作です。
ゴースト/ニューヨークの幻のあらすじ
- 暴漢に殺された男性が幽霊となって恋人を守る姿を描き、世界的大ヒットを記録したロマンティックファンタジー。銀行員のサムと恋人の陶芸家モリーは、ニューヨークで一緒に暮らし始める。しかしモリーがサムにプロポーズした夜、2人は暴漢に襲われ、サムは命を落としてしまう。ゴーストとなって現世に残ったサムは、モリーを傍で見守り続ける。やがて、自分を殺した暴漢が再びモリーを狙っていることを知ったサムは、霊媒師オダ・メイの力を借りて彼女に危険を知らせようとするが……。
ゴースト/ニューヨークの幻の感想。
何度見ても泣く自信があるので、そういった意味で回数はあまり観ていないですw
制作されたのが90年で、例えば地面から湧き出る死神などは、若干チープさを感じるかもしれないです。
しかし 当然この映画の見どころ・伝えたい物は「そこ」ではありません。
死してなお、彼女を守ろうと必死になる恋人。
多額の金銭を扱う仕事をしてきた彼が、彼女を守る為にさっくりと大金を寄付してしまう。
彼にとっては、お金などもうなんでもない物で、大切なのはただ一人なのだと伝わってきました。
しかし、どうやってもどう願っても何度何度 繰り返しても決して彼女には 伝わりません。
彼女に危機が訪れようとしていても「犯人」が目の間にいて しかも彼女に触れていても。
それは気が狂いそうなもどかしさだったでしょう。
最後の最期で 天からの光に晒されて、彼女に彼が見える。でもそれは 彼が天に上る決別の合図でもあります。
確か「キリスト教」は生まれ変わりが無いから、この映画の彼と彼女の最後の別れは「本当の最期」となります。
もっとも、そうでないと彼女は一生、彼がどこかにいるのではと思って生きてしまうとのではないでしょうか。それは少し…不幸。
とても悲しい事だけど きっとこの二人にとってこの事実は、幸福な出来事だったのだろう。そう信じたいです。
自信を持ってお勧めできる名作ですので気になった方は観てみてください。
以上、今日もお読みいただきありがとうございました!