映画「宇宙人ポール」の個人的な感想。
お久しぶりです。アリス(@AliceNetwork000)です
お薦め映画の中にあったので観ました。なんだか心が温まる映画です。
宇宙人ポールのあらすじ
- 陽気な宇宙人のポールと冴えない青年コンビの珍道中を描くコメディ。SFオタクのイギリス人青年クライブとグレアムは、全米最大のコミックイベント、コミコンと米中西部のUFOスポットをめぐる旅を楽しんでいた。その途中、ネバダ州のエリア51を通りかかった2人は、ポールと名乗る本物の宇宙人と遭遇。ポールを故郷に帰すため奮闘することになる。
宇宙人ポールの感想
劇中の彼らの関係を見ているととても微笑ましく純粋に好きなものを追いかけ、夢のコミコンとアメリカ旅行。目をキラキラさせている。でも確かに側から見るとゲイかと思われるだろう仲の良さで人生の中に「女」がないからこそのバディー的な関係というのもオタクを熟知した設定です。
初めてのアメリカを旅する感じは、まさに宇宙開拓してるようです。途中途中で惑星に降り、新しい仲間や敵と遭遇します。
2人の性格が少し違うのも面白いくてグレアムは楽観的で好奇心あるオタク。一方クライヴは消極的で領域からは出ないオタク。そのちょっとした違いからくる「ヤキモチ」的な展開も分かる気がします。同じヤツだと思ってた友達が自分を置いて一歩先へ行こうとするのは…分かります(笑)。
その2人と宇宙人ポールの関係はちょっと不思議です。ポールの性格は、最初のバーで会ったイカツイ2人組のようにちょっと不良っぽいタイプ。バーのシーンで彼らが言ってたように「苦手なタイプ」でもあります。ただ2人が興味のある宇宙人という存在を通してタイプの違う人間(宇宙人)と過ごしていくことで感化され成長していく。自分たちの心地よいゾーンから踏み出し、新たな楽しみを知っていく描写は青春映画にさえ感じます。
本当に楽しいSFロードムービーでした!気になる方は是非観てみてください。
以上、今日もお読みいただきありがとうございました!